2011年にジャンルを問わず累計で300冊以上読みました。普段はビジネス書と小説をだいたい同じくらい読んでいる年が多いのですが、2011年は新しく仕事をはじめてみたいと考えている国や地域に関連した本を読む機会が増えて、若干ビジネス書のほうが多くなりました。

メモが残っているものは208冊あったのですが、その中でも特におすすめできる本を紹介します。

1.フェイスブック 若き天才の野望

今後世の中を動かしていくであろうフェイスブックがどのように流行していったのかと、創業者のマークサッカーバーグがどのような考え方をしてサービスをつくっているかがまとまっている本です。

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた) フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)
デビッド・カークパトリック,小林弘人 解説,滑川海彦,高橋信夫

日経BP社
売り上げランキング : 3128

Amazonで詳しく見る

2.「週4時間」だけ働く。

仕事のやり方を変えて楽しめるようにしたいという人におすすめです。
常識に縛られない考え方の大切さを学べます。

以前紹介する記事をまとめました。
【書評】「週4時間」だけ働く。 ティモシー・フェリス

「週4時間」だけ働く。 「週4時間」だけ働く。
ティモシー・フェリス,田中じゅん

青志社
売り上げランキング : 1982

Amazonで詳しく見る

3.イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

クリティカルシンキングなどの本をたくさん読んできましたが、その中でも特によかったです。
問題・課題設定の質の重要性がわかります。問題意識のピントがずれていれば、いくらそこに向かって努力して解決してもアウトプットとしては低レベルなものになるので、適切な問題(イシュー)設定をするにはどう考えるべきかを説明しています。

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」 イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」
安宅和人

英治出版
売り上げランキング : 15

Amazonで詳しく見る

4.中国共産党 支配者たちの秘密の世界

中国がどのように体制を維持して運営されているかということを知るのに参考になりました。共産党による言論や情報の統制や、さまざまな分野での人事権などについてまとまってます。立法、司法、行政などすべての分野においても人事権を持っているうえに、特に共産党の権限について法律で定められていないので、何でも共産党が決めることができるという現状が説明されています。

メディアや国有企業の人事権も共産党が握っていて、党に対抗しようとするような人材はそもそも世の中に影響を与えるようなポジションに至る前に排除されるという仕組みが出来あがっているのが体制維持に貢献しているようです。

中国が世界に与える影響は強くなっていく一方で、今後世界一の大国として世の中の流れをつくっていくでしょうから、中国がどう変化していくのかを予測する前提となる知識を提供してくれるこういった本は貴重です。

中国共産党 支配者たちの秘密の世界 中国共産党 支配者たちの秘密の世界
リチャード・マクレガー,小谷まさ代

草思社
売り上げランキング : 7254

Amazonで詳しく見る

5.最強国の条件

読みながら、これからどういった要素がパワーバランスを決めるのかとか、経済がどういった要因で変化していくのかといったことを想像するのが楽しい本でした。
ちなみに「寛容さ」が最強国の条件であるというのが著者の主張です。過去の最強国ではどう当てはまっていたのか例示しながら、文化や人材の流入などを積極的に行うことの重要さを説明しています。

経済的に安定しているから寛容になれるだけの余裕があるだけで、弱小なうちから寛容さを重視して何でも受け入れてたら上手くいかなそうなので、各国がどういったバランスで舵取りしているのかに注目していこうと思いました。

最強国の条件 最強国の条件
エイミー・チュア,徳川 家広

講談社
売り上げランキング : 141690

Amazonで詳しく見る

2012年の読書予定

海外で仕事することが増えてきたので、世界史(主に近・現代史)や、地政学、政治地理学に関連した本を読むつもりです。おすすめの本があれば教えてください。