Month8月 2012

会社設立準備でベトナムへ出張行ってきました

ベトナムのホーチミンに会社設立準備のために出張してきました。

3泊4日でスケジュールを詰め込んで仕事してきました。

・面接32名
・事務所用物件の確認
・会社設立のための登記代行、コンサルティング会社との打ち合わせ
・現地IT企業のヒアリング
・昔から現地で旅行会社を経営している方と食事

など、けっこう充実した出張になりました。

簡単ですが見たことや聞いたことをまとめてみます。

優秀な方が多いが、すぐ退職する人も多そう

グループ面接という形式で30名以上の方と話をさせてもらったわけですが、仕事できそうな人が多かったです。技術についても現在働いている会社のプロジェクトを例に何をしてきたかをしっかりと説明してくれるし、通訳を通さずに直接伝えようと頑張って英語話す人も多かったです。

一方で、1,2年で転職を繰り返している人が多いのが気になりました。知り合いの日系IT企業に勤務している人が3人も面接に来たのには驚きました。定着率は日本やタイよりもはるかに低そうです。

前職を辞めた理由を面接で聞くと、
1.スキルアップのため
2.環境を変えたい
という回答がほとんどでした。

面接で会社にどのような研修制度があるか聞いてくる人もいて、上昇志向が強く、勤勉な人が多い印象でした。

オフィスなどが高い

オフィスの賃料が高いのは聞いてましたが、実際に8件まわってみて、やはり高すぎると思いました。平米で15~22ドルの雑居ビルを見て回ったのですが、いずれ値崩れしていきそうな気がしました。

また、会社設立や会計などのもろもろも事務手数料も高いです。小規模で起業する外国人にやさしくない仕組みです。

5倍以上の価格でエンジニアがやり取りされている

ラボ型開発という、開発会社内の数名のチームを丸ごと1つのクライアントが占有して、月額料金を支払って継続的に開発を任せることができるサービスがあり、外国の会社に提供している話を聞くと、人月で15~20万円くらいで出しているようです。

実際に働いているエンジニアは300~600米ドルくらいで働いている人が多いようなので、だいぶ上乗せしていて、それを発注側も許容しているようです。

ベトナム語は学びやすそう

これはタイ語と比較しての話ですが、ベトナム語はアルファベットみたいな文字を使っているので、タイ語よりもはるかに読みやすそうで、勉強しやすそうです。

タイにかかわる仕事を2年以上してきたのにもかかわらず、タイ語すらちゃんと勉強したことないので勉強するかというと微妙ですが、駐在するようなことになったときには大きな利点かもしれません。あと、英語もタイと比較すると通じる人が多そうでした。

今後もホーチミンには頻繁に通うことになりそうです。実際にホーチミンの企業を見てまわる、現地に詳しい人たちにいろいろ教えてもらう、ベトナムについて本やレポートなどで勉強するなどしていきます。

ベトナムで起業、会社設立の準備をしています

いまバンコクにいるのですが、知人と一緒にベトナムのホーチミンで起業、会社設立すべく準備をしています。

不動産会社、人材会社、会社設立代行会社の方に協力していただいて、明日からの出張で一気に進めるべく用意しています。4日間の出張で20名以上の面接、事務所用の物件の確認、法人登記や会計を代行してくれる会社との打ち合わせなど、忙しくはありますがかなり充実した出張になりそうです。

仕事の内容は、日系企業向けのサービスを立ち上げてから、ベトナム現地の市場を取るようなサービスに少しずつシフトしていくというのを考えています。

ベトナムのメリットとしては、

・人材が豊富
・タイや中国よりも真面目に働く
・しかも給料が安い

というような話をよく聞きます。

リスク・デメリットとしては、

・会社間で人材の引き抜きあいが発生
・オフィスの賃料が高い(タイの3倍くらい)

などがあるようです。
個人的には人種によってきちんと働くかどうかに差はないと思ってますが。

SEOやウェブ制作・アプリ開発の会社も見てまわりたくて連絡先リスト作成したりしてたのですが、スケジュールが詰まりすぎていて難しそうなのでまた次回ホーチミンに来るときにまわろうと思います。

今回の滞在中の面接は主にベトナム人の予定です。現地で管理をしてもらう人が必要になりそうなので、国籍問わず管理職として現地で一緒に働ける方を探してます。

ちなみに日本で採用した日本人に赴任してもらうのか、それとも現地で国籍問わずいい人いたら採用するかを比較すると、前者のほうがリスクはないように感じてますが、後者のほうが採用が成功したときの伸び代はある気がしています。

今回英語が話せない人も面接する予定なので、出張時に現地で同行してくれるベトナム語と日本語の通訳の方を探していたのですが、同じくらいのレベルの人を採用するにしても、

直接その人に連絡を取ってお願いする場合は50~100ドル、
現地の通訳・翻訳会社に依頼する場合は150ドル、
現地の日系の会社に依頼する場合は200~300ドル、
日本語でGoogleで検索して見つけた日本の会社に依頼する場合は400ドル

と、料金に差がありすぎなので、通訳・翻訳以外にも同じような業界がたくさんありそうで、入れるビジネスがたくさん残っていそうです。

日本の会社の4期目が終了しました

日本とタイで会社を経営しているのですが、昨日で日本の会社の4期目が終了しました。お客様、パートナー企業様、SOHOとしてお手伝いいただいている方々、同僚に恵まれまして、おかげさまで順調に推移してます。より一層かかわっていただいた方のお役に立てるよう仕事に打ち込んでいきたいと思います。

・タイの会社について

今期はタイで設立した会社が少しずつ大きくなっていっていることもあって、海外に関連した仕事が増えてきています。タイではオフィスも広めのところに移転してメンバーも増えました。
タイ語や英語でのSEO(Googleでお客様のサイトを上位にするサービス)の業務に力を入れてまして、それに付随してウェブサービスやアプリの翻訳・ローカライズの仕事などもいただけるようになってきました。
タイ語でSEOをするにあたりタイ語サイトの制作を黙々と進めてます。他の会社の情報は正確に調べようがないので推測でしかないのですが、ドメインの数だけでいえばもしかしたら日系の会社としては一番タイ語サイトを運用している会社になっているかもしれないと思うくらいにはたくさんつくってます。

・日本の会社について

一方で日本では相変わらず少ない人数のままでやってまして、かなり忙しくしてはいるのですが極力少ないままで維持して、その分外国で採用していきたいと考えています。日本人1人分で国によっては10人雇えたりするので、日本語を抜きにすれば1人よりも10人のほうが仕事できます。ビジネスつくりだすことで他の人の10倍以上価値を出せる人はたくさんいるでしょうし、そういう人と一緒に働きたいのでもし採用できるならしたいところですが、ほとんどの業務は平均の10倍仕事するのは難しいので、日本人がやる意義のある仕事はあまり残らないはずです。マネージメントと日本人相手の営業くらいでしょうか。

アジアで仕事するようになって日本のものが何でも高く感じてしまうようになってます。あと10年もしないうちに逆転しはじめるとは思いますが、現時点では日本が圧倒的に市場としては魅力的でかつ稼ぎやすい場所なのは認識しているので、日本で仕事しつつも将来を見越して外国に関連した仕事の比率を高めていこうと思います。
日本の会社のサイトでの見せ方もウェブマーケティングだけでなく、海外を強く意識したものに変更しています。

日本ではオフィスなども含めてサービスの内容や品質に関係ないところはできるだけ質素な状態を維持します。1ヶ月分のオフィス家賃が1日のドメイン取得代よりも安かったりとだいぶ極端ですが、他社がやってそうにないくらい偏った状態を保っていきたいです。

仕事としてやっているわけではないのですが、多くの方からタイ進出にあたっての相談をいただくようになってまして、何度もミーティングの機会をいただき、こちらとしても勉強させてもらっています。そのまま仕事でご一緒させていただくことも多々あります。東京よりもバンコクで打ち合わせしたほうがお互い海外までわざわざ仕事しにきていることが前提となるせいか、距離が縮まりやすいような気がします。

タイは日本人がたくさん進出している国なので相談相手もたくさんいますが、日本人があまりいない国に進出すればもっと相談の機会をもらえるようになりそうです。

とりとめのない話になってしまいましたが、今期も地道かつ着実に仕事をしていきます。
ホームラン狙いのウェブサービスやアプリをベンチャーキャピタルから資金調達して始めるみたいなことに関心や憧れみたいなものがないと言ったらウソになりますし、よいの見つけたら飛びついてしまうことがないとは言いきれませんが、基本的にはそういうのに手を着けずに堅いビジネスで複数の国で足元かためていきます。労力を分散させすぎるのはよくないですが、入ってくる情報が増えるだけでも新しい国で仕事始める価値があると思っていますので、タイ以外にも見て回ります。