Month7月 2014

日本語学校での就職説明会に参加

最近は翻訳の仕事に力を入れていて、東京で外国人を採用しようと活動しています。
翻訳の事業の規模に応じてですが、将来的には少なくとも主要な各言語で1人はバイリンガルを入れるつもりです。

いきなりたくさんの人を採用するのは、組織体制として難しいので、
採用方法に関して試行錯誤しながら、まずは母集団をどう作っていけばいいのかを知るために動いています。
近い将来のうちに採用が事業の成長の肝になると考えているためです。

そんな流れで、もともと正社員とアルバイトの求人票を掲示板に貼らせてもらっていた、渋谷の日本語学校での就職説明会で説明してきました。
全部で7社参加していたのですが、他が大手ばかりで、百貨店2社、人材、製造、IT、コンテンツというような感じの場でした。
会社の規模に差はあるものの、当日の人の集まり具合は同じくらいでした。

15名くらいと話したのですが、やる気の高い学生さんが集まっている印象でした。
すぐアルバイトとして入りたいという方も2名いらっしゃいました。

また、日本語のレベルはどの方も非常に高く、来日してから6ヶ月程度という人でも問題なく話せているのが印象的でした。
日本での滞在期間が3ヶ月から1年の人たちで、日本語検定2級(N2)くらいでした。ちなみに日本語検定2級は日常会話であればできるけれども、お客様との専門用語のある打ち合わせや、日本語の文章のやり取りには不安が残るレベルです。

ほとんどを台湾の方が締めており、その他はブラジル、ロシアなどでした。
対象としている主な事業領域である東南アジアの人とも会いたかったのですが、会えませんでした。

日本に留学しにきている人の比率から考えて、中国人、台湾人、韓国人の方々が多くなるのはわかっているのですが、
同じ国籍の人ばかりをたくさん入れるよりは、バラけていたほうがよいので、募集のしかたを変える必要がありそうです。

日本以外での留学経験があったり、一度就職していたりと経験豊富な人が多く、即戦力となりそうな方もいらっしゃいました。
年齢は20代後半がもっとも多かったです。

お話させてもらった方々の連絡先はもらっているので、今後順番に希望者に面接を設定していきます。
外国人留学生と話していると気付きが多くあるので、今後も類似のイベントがあればたとえ少人数しか集まらなくても積極的に参加します。

成長するための勤務先の選びかた

会社の飲み会でインターン生と話していて、成長するためにはどういう職場で働くかみたいな話になったので書いてみます。

僕は人事の専門家ではないし、普通に就職したことすらないです。
そのうえベンチャーよりのポジショントークになってるので、そういった前提で読んでください。

一緒に働く時間が長い上位数人の平均的な能力や考え方

仕事をしていくにあたって、チームメンバーの影響が最も大きいです。

会社全体の平均ではなくて、あくまでも自分が身近で接触時間の長い上位5人くらいの平均です。
チームメンバーは基本的に会社に入る前には把握しようがないですが、もっとも成長度合いに関与する要因です。

環境次第で常識や判断基準がかたまっていくので、伸びしろや考え方に影響を及ぼします。
オフの時間で自分で能力を高める努力をどんなにしても、仕事をする能力という観点でいうと職場環境が駄目であれば成長できないでしょう。

ベンチャー、大手とか関係なく、実際に就職したあとにどういう人と一緒に働くかが見えているところのほうがリスクが少ないです。

流れる時間の早さ

時間に対する意識が強く、スピード感のある職場で働いたほうがよいです。
そうでないと遅い状態が自分の中での常識になります。

同じ仕事を数時間でできる会社もあれば、数週間かかる会社もあるといったように大きな差があります。
また聞きなので本当かわかりませんが、大手金融機関では、
ウェブサイトのテキストを1行書き換えるためにハンコが5つ必要だそうです。

責任の所在が明確になっていて、意思決定者1人がチェックすればメールの1往復で済むはずのことが、
紙の稟議書が数週間まわっていることはザラにあるでしょう。

実力以外で上限が設定されるかどうか

無能で何もできなかったらずっと同じ仕事を繰り返していても仕方ないですが、優秀なのに周囲にあわせてずっと似たような仕事をしているのは時間がもったいないと思います。
年次で出世の上限が決まっている会社は、仕事のやる気がない人やできない人にとっては適当にやってても少しずつ上がっていけるので向いてますが、やる気があって他に負けないという志向がある人は辞めておいたほうがよいかと。
さっさと能力を見出してもらって、より難しい仕事を任せてもらえそうな職場で働いたほうがいいです。

働く時間の長さ

仕事の質にもよりますが、自分で考える余地が多い仕事であれば、単純に働く時間が長ければ長いほど成長できるのは事実だと思います。
9時から18時の8時間労働の会社と9時から22時の12時感労働の会社だと、毎日1.5倍差が開くわけなので。

ワークライフバランスを重視していて、プライベートで仕事に関する努力する人を揶揄するような風潮がある職場と、
毎晩深夜まで働いて、さらに仕事後にも日々勉強するのが当たり前となっている職場(外資系の金融機関やコンサルティングファームなど)
をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。

自分のスタイルにあわせて選んでください。

こんなこと書くとサービス残業ばかりさせるブラック企業だと思われそうですが、弊社は18時で全員終わりにしていて残っても19時くらいまでです。
なので激しく働いて成長したいという人には向いていないです。

社外の人とコミュニケーションを取れるかどうか

社内だけで簡潔する仕事をしていて、社外の人とはまったくやり取りがない職場もたくさんありますが、できれば社外の人と会える仕事のほうがよいと考えます。

・自社の常識に染まりすぎて、一般とずれた状態で「あたりまえ」が身についてしまうかもしれない
・他社の人から刺激を受けることができる
・同業他社の人とあうことで相対的な自分のレベル感を確認できる
・仕事に関係ない点においても社外の人とあわないと視野が狭くなる

などができるからです。もし社外の人とまったく会うことがない職場で働くことになったときには、プライベートで積極的に他社の人と会うきっかけをつくるようにしたほうがよいでしょう。

他社でも広く一般的に使えるスキルが身につくかどうか

働いている会社以外で使い道がないスキルしか身につかないと、キャリアが袋小路になるので危ないです。
例としては、よく知られている有名な総合研究所で、すでにほぼ使われていないプログラミング言語のCOBOLで大手の基幹システムをメンテナンスする仕事をしているといった状態があげられます。

システム規模が大きすぎて、関与している部分が狭い
COBOL自体が他社で使える見込みが低い

適度なプレッシャーがあるか

これは向き不向きがありますが、耐えられる範囲でキツいプレッシャーにあてられる環境にあるほうが成長できると考えます。

予算やノルマが与えられて週次で上司に詰められる職場と、
上司に言われたとおりにやっていればペースなど問われない職場だと、
前者のほうが成長できるということです。

日本国内での外国人採用方法のまとめ

日本で社員・アルバイト問わず、外国人のかたがたをどのように採用していくか試行錯誤しています。
とりあえず現時点で試している方法をまとめてみます。

日本語学校や留学生の多い専門学校に求人票を出させてもらう

メールで手当たり次第に連絡してみると、想像よりも高い率で返信があり、無料で求人票を掲載させてもらうことができました。
就職支援室担当の皆さんとやり取りするのですが、中には対面での会社紹介を希望されるかたもいらっしゃいますので、けっこう時間はかかります。
ちょうど日本語学校に関連したマーケティングの案件と企画の案件が2つ走っていたこともあって、求人票掲載依頼だけでなくいろいろと事情を教えてもらおうと多い、
試しに自分で3校ほど訪問させてもらってきたのですが、どこも求人の掲載には好意的でした。今後も全部自分で行くのは無理があるので、社内で詳しい外国人のメンバーに任せました。

学校によって生徒の国籍の比率が異なっており、カリキュラムや平均在学期間が異なるようです。
テストで一定の成績をとらないと上位のクラスにあがれない仕組みになっていて、どの学校でも上級クラスにいる人はかなり日本語が上手です。

就職よりは大学進学の比率のほうがずっと高いみたいです。
母国で大学を卒業されている方はビザがけっこう簡単にとれますが、まだ大学出てない人は日本で大学卒業しないと、たぶん労働ビザがおりないです。
ですので、
大学進学予定で資格外活動(留学ビザでは届け出を出すと週28時間まで働けます)の範囲内でアルバイトを探している人、
母国で大学を卒業していて日本語学校で勉強しつつ、就職活動している人
のいずれかを採用することになります。

実際に弊社で勤務していたアルバイトのスペイン人のかたは、日本語学校に通いつつ弊社でアルバイトをし、就職活動もしていました。その後、無事大手日系企業の内定をもらって辞めていきました。
まだあまり留学生の事情に詳しくないのですが、就職活動のために留学ビザで滞在している人もけっこういそうです。なので、そういった就職希望の人を探して行きたいです。

一方でアルバイトも募集して、採用した人にどうやってその国の人を探せばいいかを調べてもらって、採用の窓口をひろげていきます。

大学の就職課に相談

まだ対応できてませんが、社員の採用には最も重要なところなので、すぐ手をつけるべく準備しています。

留学生支援などの団体へ連絡

留学生を支援する団体や、留学生の就職を支援する政府系の機関などがあるようなので、そういった団体に連絡をして求人の情報を流してもらえるように依頼しています。

Facebookコミュニティ・グループやCraigslistをはじめとした掲示板など

試す前はたいして集まらないんじゃないかとあまり期待していなかったのですが、やってみると意外と集まります。
応募者のレベルにものすごくバラつきがあるのが特徴です。無料で投稿させてもらっている立場なので贅沢は言えませんが、スクリーニングするのに時間がかかります。

ElanceやOdeskなどのフリーランサー募集系のサイト

翻訳者やライターなどの職種で言語を指定して募集するのですが、これもけっこう応募があります。

玉石混交なので、まともな仕事ができる人かどうかを見極めるために、最初は少量を発注してみて、それから少しずつ量を増やしています。
特に優秀な人がいればそのままインターネット経由のやり取りだけでフルタイムで働いてもらってもよいと考えています。
まだ試してませんが、ある程度アウトプットの量を明示できるわかりやすい仕事であればいけるはずです。

外国人採用専用の媒体への出稿

まだオープン前の外国人採用専門の媒体から営業の連絡がきて、成果報酬ということなので掲載してみることにしました。
そのほかにもまともそうな媒体がもしあれば順次検討していきます。

外国人専門の派遣・紹介会社の利用

たまたま知り合いの会社が外国人専門の派遣をしていて、お願いしてみたのですが、かなりいい人を紹介してもらえています。
引き続き継続して依頼していきます。

外国人向けの人材紹介会社も検討しようと考えています。

他にもよい方法があれば教えてください

事業拡大にともない、さまざまな国籍のメンバーを採用していく予定です。
外国人採用の方法を探していますので、良いものをご存知のかたは自薦他薦問いませんのでコメントなどで教えてもらえるとうれしいです。