Month6月 2016

クラスCでIP分散されたレンタルサーバのサービスを運用しています

だいぶ前からクラスCでIP分散されているサーバをレンタルするサービスをはじめています。

主にSEOのためにサテライトサイトを作ったり、アフィリエイターの方が大量にサイトを作るときにリスクを分散する目的で利用いただいています。さまざまな国からIPアドレスを仕入れてきて、貸し出しています。

一度使っていただいた方には継続して使っていただけますし、追加で申し込みいただけることも多いので、サービスとしては順調に伸び続けています。

簡単にどんなサービスなのかを説明します。

クラスCでIPアドレスを分散するとはどういうことか

IP分散とは何を指しているかというと、IPアドレスがクラスC以上で異なっていることを指します。通常レンタルサーバでは、複数借りたとしても、クラスDという部分が連番になって異なるのみになっています。

以下がIPアドレスを簡単に示したものです。

xxx.xxx.xxx.xxx
クラスA.クラスB.クラスC.クラスD

3ケタの数字4つの羅列です。

クラスD以外が異なることが重要と言われています。なぜかというと、GoogleがクラスC以上で分散されているかどうかでリンク元の評価を変えるという特許を出しているためです。
具体的に言うと、IPアドレスでクラスD以外の部分がすべて同じリンクの場合、そのリンクの中で最も評価の高いものだけを残して、残りは評価しないという特許です。

本当に特許がGoogleのアルゴリズムに反映されているのか?

結論からいうと、同じIPアドレスのリンクでも評価はされていると思います。
特許で説明されているからといって、Googleはそれをアルゴリズムに反映しているわけではないということです。

つまりクラスCでIPアドレスを分散させたとしても、他の方法とくらべてあきらかに順位が上がるわけではありません。

ではなぜクラスCIP分散のレンタルサーバが使われるかというと、リスクの分散のためです。

リスクの分散とは何を意味するか

GoogleはどのIPアドレスにどんなサイトが入っているかを把握しています。

そのため、もしあなたがすべて同じIPアドレスでサイトをたくさん運営しているとすると、それらが同じ運営者によって運営されていることを推測されてしまいやすくなります。

サーチコンソールを同じアカウントで大量のサイトで運営していたりするときもそうですが、同じ運営者によって運営されていることがわかると、多くの運営サイトに芋づる式にペナルティなどを受けてしまう可能性があります。

IPアドレスを分散させておくことで、ペナルティを受けたときの影響範囲を最小限にとどめることが見込まれます。
完全にホワイトハットで運営していると考えていても、いつGoogleがコンテンツの品質についての評価方針を変えるかはわかりませんので、バックリンクによるブラックハットをしていない人でも大量にサイトを運営している人はIPを分散することを考慮したほうがよいでしょう。
ただ、数個から数十個しかサイトを運営していない人はそれほど気にすることではないと思います。
数百個から数千個のサイトを運営しているような、サイトを量産することをビジネスにしているアフィリエイターさん、事業会社さんはIP分散サーバ導入に検討の余地があるでしょう。

IP分散サーバのよくある問題点・トラブル

重い、遅い、管理画面操作中にかたまる

IP分散サーバに関連して聞く最も多いトラブルは、サーバが重くてサイト表示スピードが遅くなることと、管理画面やFTPなどが重くなりすぎてサイトの管理に支障がでるといった問題です。

これらはいずれもサーバの負荷に関連したものです。

同じサーバに大量のユーザーが紐付けられていて、それぞれがたくさんのサイトが登録することで、サーバに負荷がかかりすぎてしまっていることが原因です。

サーバを提供する業者側からすると、同じサーバをできるだけたくさんのユーザーに使ってもらったほうが利益率は高まりますが、ユーザーの満足度が下がってしまうという状態になっています。

この問題を解決するために、ある程度ユーザーの数を制限する必要があります。快適な速度で使ってもらうために最大でどれくらいのユーザーを入れることにするのか上限を決めることが重要です。サーバーのスペックに応じた適切な数を設定します。

IPアドレスの数が足りない

大量にIPアドレスを確保している業者が多いのですが、それでも会社ごとに仕入れている上限数がありますので、それを超えるような利用は難しいです。業者によっては数百が上限になっているところもあります。

5,000ほどのIPアドレスを確保することで、大規模な需要にもこたえられるようにしています。

今後のGoogleの進化について

現状Googleはドメインの評価を重視する傾向に変わってきています。運用歴が長く、大量の自然なリンクを集めているドメインを信頼性が高いものとみなして、そのドメインを優先的に上位にするという仕組みです。

これによってサイトの本来のテーマと関係のないキーワードであっても、ドメインの力さえ強ければ上位表示できてしまうという状況になってきています。
古くからサイトを運営している老舗企業が、いままでまったくやったことがない新規事業のためにページを1つ作れば、簡単に上位表示できてしまう状態です。実際に、ベンチャー企業が開始して上手くいっているビジネスモデルやキーワードを大企業がそのまま真似して、後発なのに1位になっているという例をたくさん見るようになっています。

コンテンツの内容ももちろん重要なのですが、どちらかというとドメインの力のほうが重要視されています。バズるような性質のものであればコンテンツの力だけで新規ドメインで上位にすることもできますが、バズらないようなテーマの場合はドメインの力を蓄積するのにどうしても時間がかかってしまうでしょう。

ただ、そろそろサイトのテーマ性と異なるページをドメインの力だけで上位にする傾向が弱まってくるのではないかと推測しています。
そのテーマについて詳しく追求して書いたサイトのほうが上位になるべきなのはあきらかです。

また、現状のGoogleの仕組みとして、長文になればなるほど上位になりやすいという傾向が見られます。
長文といっても、中身がなくてただ冗長になっている文章ではダメで、ちゃんと内容を濃くすることを意識しなくてはいけません。
キーワードに関する様々な情報が網羅的に含まれていることで上位に表示されやすくなります。

長すぎて全部読む人は誰もいないんじゃないかと思うようなページが上位になっていることが多いです。
これも揺り戻しがあるのではないかと推測しています。

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「Hot Pepperミラクル・ストーリー」 営業の仕組み化の参考に

この本がすごく良かったのでおすすめです。ホットペッパーの事業がどのように拡大していったのか経緯がまとまっています。
営業の仕方や組織化について勉強になりました。

すごい結果を出した人のノウハウをどうやって社内に広めていくか、地域ごとの営業効率の差を認識して成功している地域のやりかたをその他の地域に拡散するための取り組みなどが参考になります。

サンロクマルというホットペッパーの前身となったフリーペーパーでは、当初札幌でしか利益が出ていなかったそうです。札幌のやり方を大阪の営業担当などに共有しようとすると、大阪など他の地域の担当者は地域差があって自分の担当しているエリアでは値引きして当然という意見が出たりしてなかなか進まなかったものの、抵抗を抑えて札幌のやり方を踏襲させるまでの流れが描かれています。

ホットペッパーにたずさわっている人のほとんどが3年期限つきの契約社員だったそうなのですが、契約社員でもエリアの責任者にしていたそうです。また、理念やビジョンを共有するための説明会やイベントなどの取り組みを徹底的に行うことで、一体感や伸びる雰囲気をどう作っていったかかも描かれています。

1日20件の飛び込みを徹底させるために、エリアごとの責任者が自ら飛び込み営業を定期的に行って、その結果を競っていたとのことで、こうした現場を知るためのエピソードもいくつも含まれていました。

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自分で試しながら営業のやり方をつくっていって、これから組織を作っていくというタイミングだったのでとても参考になりました。

インバウンド業界を学ぶための取り組み

もともとウェブマーケティングを専門にしてきたのですが、最近はインバウンド(訪日観光客)に関連した仕事をするようになっています。

旅行・観光という畑違いの業界に携わるうえで、内容を勉強するためにどのようなことをしてきたかをまとめてみます。

本や雑誌に目を通す

業界に関連した本や雑誌に目を通して、基本的な用語などを把握しました。

最初は旅行業界に関連した知識がほとんどなく、FIT、OTA、ランドオペレーターなどの業界用語をまったく知らない状態からスタートしたので、とりあえず業界の常識といえるような部分を抑えました。

業界の人に話を聞きに行く

コーヒーミーティングという空いている時間を登録しておいて、カフェで知らない人と会うというサイトがあるのですが、このサイトの中で旅行会社に務めている人や勤務経験のある人を探して話を聞かせてもらいました。

大きな旅行会社がどのようにいろいろと教えていただけて助かりました。

コーヒーミーティングやココナラのような少額で気軽に誰かに相談したり質問できるサービスは貴重だと思います。

各種団体に加盟してイベントに参加

以下のような各種団体に加盟して、イベントに積極的に参加するようにしました。
セミナーや総会などがあります。
また、ブースを出せる機会があれば積極的に展示するようにしています。

日本政府観光局(JNTO)
東京観光財団(TCVB)
日本観光振興協会
日本コングレス・コンベンション・ビューロー(JCCB)
千代田区観光協会

懇親会で名刺交換させてもらうことで営業活動にもなります。
だいたい2時間の懇親会で、20枚程度の名刺交換をしていることが多いです。

顧問

業界に詳しい経験豊富な方に会社の顧問になってもらいました。

いろいろと教えてもらうのはもちろんですが、人を紹介してもらうこともできて助かっています。

コンサルティングみたいな形だと固定費でたくさんの方にお願いするのは難しいですが、営業先を紹介してくれるような方であれば、費用分を補ってあまりあるくらいの売上がたつので、同時に何人にもお願いすることができます。

セミナーの主催

自社でインバウンドに関連したセミナーを開催しました。だいたい40名ほどの方に参加していただいて、セミナーのあとに懇親会も併催しました。

仲良くさせてもらっている会社の方をお誘いして共催という形で実施しました。
集客する時間があまりなかったため、値段をすごく安く設定して、人件費が持ち出しになるような形で開催することになりました。

他のイベントで講師として話す

知り合いの方に呼んでいただいて、自社で運営している訪日情報サイトのトラフィックをどのように増やしたかというテーマで講演をさせてもらいました。現時点で3回話しました。

講師として話すと、準備のためにいろいろと調べて資料化できますし、その後の懇親会などで多くの人と話しやすくなるので良いです。

入札に参加

地公体が出しているインバウンド関連の入札案件に参加しはじめました。

直接入札することもあれば、他の会社さんが入札するときに裏側で作業するか、チームとして参加するという形式のこともあります。

さまざまな公示の内容をチェックしていくと、どういった仕事が多いのかがなんとなくつかめてきました。

イベント開催もしくは出展の代行
SNSの運用代行
インフルエンサー、海外現地メディアの招致
ホームページやパンフレットの多言語化
などの案件が多いようです。