「週4時間」だけ働く。 は海外で働くまでのステップが具体的にまとまっている名著です。
起業独立する人だけを対象にしたものではなく、サラリーマンをやりながらにしてどう時間と場所の制約をなくして働くかといった内容もまとまっていますので、すべての人におすすめできます。

海外で働く予定の人はぜひ一読をおすすめします。

タイトルはちょっとうさんくさい印象を与えてしまう残念な感じなのですが、内容は非常にまともで堅実なもので、怪しげな要素はありません。

「週4時間」だけ働く。 「週4時間」だけ働く。
ティモシー・フェリス,田中じゅん

青志社
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仕事をいかに効率化し、自分でやる必要のない部分を外部に任せていくかというノウハウが具体的にまとめられています。少しずつ仕事の時間を減らしつつ、同じアウトプットを維持していくという考え方を実践すれば、仕事の内容によっては、本当に週4時間程度に収まってしまうかもしれません。

時間管理の考え方についてもよくまとまっています。

どうでもいいことをうまくやっても、それが重要になるわけではない
多くの時間を必要としても、その仕事が重要になるわけではない
何をやるかはどうやってやるかよりもはるかに重要
111ページより引用

「関係ない」、「重要じゃない」、「緊急じゃない」すべての情報や割り込みを無視するかかわしてしまうことだ。ほとんどのことはこの3つに入る。
137ページより引用

また、情報の取捨選択を積極的に行って、最低限の情報だけが入ってくるようにすることで、時間をつくるといったすぐにでもできる内容も含まれています。

時間やお金や場所の制約をなくした生活をするために、職場や上司と交渉したり、メールの送受信などの現在の仕事を部分的にアウトソースしたりする方法を解説しています。
たとえばですが、フルタイムで働いて月収50万円の人が頑張って仕組みをつくり、ほとんど何もせずに月収20万円にすることを目指すことは非現実的ではないと思います。
また、自分にとって最適な仕事の量と収入のバランスを決めてみるのもいいかもしれません。

紹介されているツールは海外のものが多いのですが、調べれば日本語で使える同様のツールも見つかるかと思います。

分厚い本ですが、すべてに目を通して、自分ができるところを探して少しずつ進めていく価値がある内容だと思います。この本を本当に活かせるかどうかは、自分の常識を捨てて実践することができるかにかかっていると思います。

分別のある人間は、世界に自分を合わせる。分別のない人間は、世界が自分に合わせろと言い張る。それゆえ、すべての進歩は分別のない人間によって左右されるのだ。
ジョージ・バーナード・ショー
83ページより引用

おすすめです。ぜひ読んでみてください。

「週4時間」だけ働く。