いままでウェブマーケティングを主な仕事としてきたのですが、ここ最近はタイ語、インドネシア語などの東南アジア言語の翻訳・通訳の仕事を中心として事業をしています。
やってることが大きく変わりましたが、いままでしてきたウェブマーケティングという強みを活用した翻訳・通訳の会社にしていきます。

ほぼ未経験の状態から大きく仕事を切り替えるときにしたことや、これから気をつけたいことをまとめていきます。

属人性の徹底排除

ウェブマーケティングのビジネスではお客様の知識量がかなり豊富であることが多く、お客様以上の知識を持った担当者でないと仕事にならないこともあるため、仕事が属人的になりがちでした。特に大規模サイトの運用において適切なSEO施策を資料などに落としこんでまとめる仕事は、マニュアル化を怠っていたことも原因ではあるのですが、誰でもすぐにできるようになる性質の仕事ではありませんでした。

特定の担当者以外にはどう進めていいかわからない仕事があると、その部分がブラックボックス化してしまって再現性がなくなるので、そういった仕事が発生しないように気をつけていこうと思います。
とにかく資料化し、わかってもらうまで対面、オンライン含めて打ち合わせを繰り返すというのをやっていきます。

先人に学ぶ

言語関連市場は国内で2,000億円、世界でみると5兆円ほどあるそうです。先に走っている会社が多数あるので、とにかくまずは先人に学ぼうということで、黙々と翻訳会社のサイトを見たり、翻訳に関連した雑誌、ムック、書籍などを手当たり次第大量に買い込んで来て、目を通すようにしました。市場がないせいか、ほとんど翻訳者を目指している個人向けの情報ばかりで、事業者の視点のものは少ないように感じました。

また、日本翻訳連盟という団体に加盟させていただいて、イベントに参加することで業界で働いている方々に教えてもらうことを心がけています。さらに、同業の社長さんにアポをとってお話を伺いに行くということもしています。当たり前なのですが競合になる可能性がある前提で探り探りになっている状態で終わってしまう会合もあれば、快くいろいろと教えていただける方もいました。

以前のビジネスに関連したことをお断りする

ウェブマーケティングに関連した仕事の問い合わせが来ると、どうしても欲が出て対応したくなってしまうのですが、お断りするように切り替えました。また、問い合わせをいただいても対応できないものがほとんどになるので、自社のサイトから該当の情報への導線を外し、見つけられないようにしました。

新しい仕事である翻訳通訳に集中するために、ウェブマーケティングの新規の仕事は知り合いにご紹介いただいた案件だけに限定しています。より集中するためには、お知り合いの紹介に関しても断るようにするべきなのですが、何もしないとあっという間に置いて行かれて通用しなくなりそうという恐怖心からか、まだそこまでは踏み込めていない状態です。

前のやり方をひっぱらない

無意識のうちにいままでの方法に引きずられているので、過去のやり方をいったん頭から追い出して、完全に新しいやり方で考えなおします。たとえば、いままでは完全にインバウンドだけで集客していたのですが、業界変わったのでアウトバウンドも効果的かもしれないということで電話で営業をしてみたりといったことです。
また、広告の出し方もウェブ一辺倒でしかもほとんどGoogleアドワーズ、Yahoo!スポンサードサーチだったのですが、検索ボリュームを自分たちで増やせるわけでもないので、コンテンツ強化してビザの取得方法あんどコンバージョンから遠いキーワードを洗い出して記事を書いてみたり、ウェブ以外の媒体で出稿したりといったことをテストしていく予定です。

PDCAを早く回す

これは別に新しいビジネスでなくてもそうですが、特に畑違いの新しい仕事をする上では、試してみて方向転換するというのをこまめにやっていく必要があると感じています。他の会社さんは3~10年くらいは先行していて、はるかに自分たちの先を行っているので。けっこう停滞してしまったり、毎週同じやり方が繰り返されたりすることもあるので、徹底的にやりきってその結果の考察から新しい方法に移すというのをやっていきます。