アフリカの本にいろいろと目を通しているのですが、たいていの本が現地の人にインタビューして、マクロなデータを使ってそれを補強するという形をとっているので、プータロー、アフリカで300億円、稼ぐ!のような実体験を元に書かれている本は貴重です。

タイトルから受けた印象よりもかなり堅いしっかりした内容の本でした。
著者が中古車のアフリカへの輸出からビジネスを立ち上げて、不動産、ホテル、食品製造など他の事業に手を広げていく様子が描かれています。

アフリカにおいてどの層を対象としてビジネスをするかという点で、本書ではBOP(Base of Pyramid:1日1ドル以下で生活する層)を対象にするよりも中間層を狙ったほうがいいと、これから現地でゼロから起業する人にとってはすごく現実的なことが書いてあります。

大統領選挙のタイミングが重なる国は避ける、アフリカを5つの文化圏に分けて政情不安定になったときに相互に影響を及ぼさない範囲でビジネスを分散させるとか、現地企業の経営者視点でまとまっていて面白かったです。

プータロー、アフリカで300億円、稼ぐ! プータロー、アフリカで300億円、稼ぐ!
石川 直貴

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