海外SEO SEM ウェブマーケティングで世界を制す!」は、まさにいま僕がやっている事業と重なる本だったので読んでみました。
以下は同業他社つまり競合にあたる企業の人間が書いている意見ということ差し引いて読んでください。

本書は海外で検索エンジンマーケティングに取り組むうえでの注意点や、世界の検索エンジンやインターネット事情などが網羅的にまとめられています。

それぞれの国ごとの検索エンジンおよびリスティング広告を
中国(Baidu 百度)
韓国(Naver)
ロシア(Yandex)
欧米(Google)
アジア
MENA(中東+北アフリカ)
南米
といった感じで、それぞれの管理画面のキャプチャやデータのグラフなどを含めつつ丁寧に説明しています。
一部Yahoo!の影響を考慮しないといけない地域はありあmすが、Baidu、Naver、Yandex以外は基本Googleなので、中国、韓国、ロシアの事情について特に詳しく説明されています。他の地域はどれくらいユーザーがいるかといったマクロなデータの紹介がメインです。

1つ1つの国についての説明は短いので、1つの国だけに絞って検討している企業よりも、世界中の市場を対象としてマーケティングをすることを検討している企業向けの本だと感じました。

実務で使える部分としては地域と言語のどちらでターゲットを絞り込むか、ただ翻訳するだけでなく状況に応じて適切な言葉を使う
などの内容が解説されています。

これから新しい市場でSEOやSEMを開始しようという方の入門書としておすすめです。
すでに海外でSEOやSEMを実施している企業が追加でノウハウを習得する目的で読むには向いていないと思います。

海外SEO SEMというタイトルの本を手に取る人は、すでにSEO・SEMの基本を把握している人が多そうなので、第1章、第2章の基礎の部分の説明は省いて、応用的な内容を追加したほうがよかったのではないかと思いました。

海外SEO SEM ウェブマーケティングで世界を制す! 海外SEO SEM ウェブマーケティングで世界を制す!
山岸 ロハン

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