海外で会社を設立して仕事しているという話をすると、多くの人が市場調査をどのようにしたのかということを質問してきます。

初期投資が必要ないビジネスなので、たいしたことはしてなかったために、とりあえず現地で仕事をはじめてから調べたという説明をいつもしてるのですが、進出前にもいろいろとできることはあると思うのでまとめてみます。

・とにかくたくさん現地の会社を訪問

・現地のいろいろなお店をまわってみる

・現地の人と何度も会っていろいろと教えてもらう

・JETROなどの政府系機関が出しているようなレポートを読む

・総研などの民間のレポートを読む

・現地の政府系機関や民間が出しているレポートがもしあれば読む

・現地企業のIR資料に目を通す

・日本の調査会社に依頼する

・現地の調査会社に依頼する

・法人設立前の仮オフィスをつくって調査担当者を派遣する

マーケットサイズなどを論じたデータは基本的にあまり信憑性がないと思うので、現地上場企業の財務諸表やIR資料を見て推測するほうがまだましかもしれません。

調査会社に依頼してキャッチアップ調査やアンケート調査をするのは、しっかりどのように実施されているのかをチェックできる体制がないと、まったくズレたデータがあがってくる可能性があると思います。

初期投資が大きい工場設立などの場合はやはり複数の国を代替案としてあげてそれぞれ検討することになると思いますが、初期投資がいらない場合はとりあえず始めてからいろいろ決めていくという進め方のほうがスムーズに進むような気がしています。現地に入ってみないと細かい部分のニーズなどがわからないためですし、いろいろなデータを収集してみても、それが正しいとは限らないためです。

データで新しいビジネスのあたりをつけるのはいいと思うのですが、マクロなデータだけを根拠にビジネスモデルを考えるほど数字に信憑性がないことがほとんどだと思います。