サムスンは東南アジアをまわっていると非常に目につく機会が多く、その伸びについて聞くことも増えてきました。サムスンは韓国のGDPの22%を占めるほどの大企業で、しかも短期間で急激に伸びている会社です。経営やマーケティングをどのように行っているのかについて興味を持っていまして、たまにサムスンについて解説した本を買って読んでいます。

本書「サムスン式 仕事の流儀」は、サムスングループで勤務していた経験のある筆者が、サムスンの社内のエピソードを交えて5年でプロとしての仕事の仕方を覚えるために何をしていけばいいかということを説明している本です。

ビジネススキルの向上や結果を出すための仕事の仕方を説明する本としてはイマイチなのですが、サムスンの組織がどうなっていて、社員が厳しい環境の中でどう鍛えられているかを知るにはいい本だと思います。

組織内で出世するための方法に焦点があたっているので、比較的大きな企業に勤めている人に向いています。

「中間管理職は決裁にかけた時間が人事査定に影響する」「出張報告書は帰りの飛行機で書く決まりがある」みたいなちょっとした点でスピードを上げるために工夫していることがわかるエピソードは参考になりました。

エピソードが整理されておらず、脈絡がなく唐突に出てくるのが残念な点でした。

サムスン式 仕事の流儀 サムスン式 仕事の流儀
ムン・ヒョンジン,吉原育子

サンマーク出版
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