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「運用型広告 プロの思考回路」はウェブマーケター必読

「運用型広告 プロの思考回路」というGoogle、Yahoo!、Facebook広告などの実践的な運用方法についてまとめられた本を読みました。

実際のクライアントの実績データを含めてどう改善していったかが解説されているので参考になりました。
運用型広告をある程度触ったことがあって、一通りの機能を把握している人向けの内容です。

現場でクライアントがどんな要望を持って運用しているのかがクライアント側担当者の雰囲気なども含めて書いてあります。フィクションなのか実施からかなり時間が経過したクライアントのキャンペーンについて許可を得て書いているのかわかりませんが、実際にありそうなシチュエーションが描かれています。

すごく良かったので社内で回覧しようと思います。

運用型広告 プロの思考回路 AdWords/Yahoo!/Facebook広告の効果を最大化するベストプラクティス (WEB PROFESSIONAL)
運用型広告 プロの思考回路 AdWords/Yahoo!/Facebook広告の効果を最大化するベストプラクティス (WEB PROFESSIONAL)

以下はやりきれてないところを自分なりにまとめたメモです。

リタゲをプレースメント指定してチューニングする。ある程度以上にリストの規模があるのにやりきれていないアカウントがなくなるまで実施。

Googleアナリティクスの「モデル比較ツール」でデバイス×メディア×配信手法ごとの間接効果を、起点、接点、終点の3つで算出。

アトリビューションとグループ、キャンペーンごとのLTVの組み合わせで費用対効果を計測しつつ運用する
単発ではなくLTVを考慮したROASで目標CPAを設定して広告を運用するのは意外とできてないことがある。クライアント側でLTV

Googleアナリティクスの拡張eコマース機能で、トランザクションデータ、クライント所有ユーザデータ、運用型広告データなどを紐付ける

ディスプレイ広告における類似ターゲティングの利用。コンバージョンしたユーザーに類似したユーザに広告配信。コンバージョンユーザの数がそれほど多くないサイトの場合は、フォームの訪問をリストにするなどして、できるかぎりコンバージョンに近いページで類似リストをつくる

「商品リスト広告」「動的検索広告」の利用

Facebook広告はプレースメントを設定せずにすべての掲載面に配信すると右側の広告枠に低いCTRの広告が掲載されてスコアが低下してしまう。それにより、ニュースフィードに掲載したいタイミングで広告が表示されず機会損失になる可能性がある。また、1つのキャンペーン内でもターゲットが同じでプレースメント設定だけを変えた広告セットが複数存在すると、右側の低CTRの広告がキャンペーン全体のパフォーマンスにも悪影響を及ぼす。スコアの観点からプレースメントが異なる場合には別のキャンペーンにしたほうが良い。

データフィードによる業種特化型の広告が増え続けるので、最新情報を常に集めて使えるものはちゃんと試す

Facebook広告を学ぶためにFacebook Marketing Boot Campに参加しました

11月9日にFacebookが広告について説明するFacebook Marketing Boot Campというイベントをはじめて六本木で開催するということで参加してきました。

Facebook広告のメリットや使い方を説明するパネルディスカッションやセミナーでした。

会場は六本木ミッドタウンのホールで、想像していたよりも規模の大きなイベントでした。だいたい200名くらいいたかもしれません。

入り口

会場

入場したときに全員にFacebook広告の50ドル分のクーポンが配布されていました。

クーポン

セッションの内容

最初の地域活性をテーマにしたパネルディスカッションは政治家、大学教授といった権威づけを意図しているのであろうメンバーでした。

Facebookのイベントなのでラフな感じで私服の登壇者ばかりかとイメージしてましたが、パネルの参加者はほぼスーツでギャップがありました。

内容は各人の紹介をバラバラにしているだけで、参考にならなかったので、正直途中で帰ろうかと思いました。PCとWifi持参してたので仕事できる状態だったので残りましたが、そうじゃなかったら帰ってました。

結局すべてのセッションを聞きました。以下特に時系列順になってませんが、簡単なまとめです。

Facebookの現状

現在のユーザー数や国ごとの利用率などのデータを説明していました。
日本国内だと、月単位でのアクティブユーザーMAU2,500万人、日単位のアクティブユーザーDAU1600万人で、ほとんどがモバイル経由での利用だそうです。

Facebookデータ

アジア各国でも強い存在感を示しています。

東南アジアでの利用率

香港と台湾のFacebook浸透率

スタートアップのFacebook広告のつかいかた

パネル形式でFacebook広告を使いこなしている4社がそれぞれの使い方を説明していました。

ホテルや旅館の予約サイトのrelux

誰でも簡単にネットショップを作れるサービスのBase

ファッション向けのC2CマーケットプレイスのFril

通販サイトの北の快適工房

20万人の会員のうち10万人をFacebook経由で獲得している会社などもあって、自分ももっと使い倒さないと駄目だなと思いました。

この実践している人たちのセッションが最も参考になりました。

近隣エリア広告

近隣エリア広告というプロダクトが発表されました。
順次使えるようになるとのことです。

チラシや交通広告に近いイメージでお店の近くの人に来店を促すといった使い方ができます。

近隣エリア広告

今すぐ電話、道順を表示、メッセージ送信の3つのボタンを設定できるとのことです。
3種類のボタン

他にもカスタムオーディエンスや類似オーディエンスなどの機能の説明をしてくれていました。よく聞いておらず他のことをしてました。

Instagram広告のクリエイティブの作成方法

Instagram広告は取り組んだことがないので、事前にとても興味を持っていたセッションでした。

同じコンセプトや切り口を一貫して伝え続けることが大切で、1年くらい続けて伝えるくらいが良いという説明をしていました。
ただ、そもそもまだInstagramの広告がはじまってまだそんなに時間が立ってないし、いくらなんでも時間軸長く見過ぎだと思えてしまってあまり腹落ちしなかったです。

Cinemagraph Pro, Layoutといったクリエイティブ制作での便利なツールも紹介されていました。

広告クリエイティブのヒント

広告作成の留意事項

Instagram広告注意点

ウェブ広告のクリエイティブの話なのに数字や率の実績の話がまったく出てこなくて驚きました。
過去のクリエイティブごとの数字を事例として出してくれていたらもっと多くの人がInstagram広告を試してみようとなってた気がします。

イベントの感想

勉強になりましたが、ちょっと長かったです。次回おじゃまするときには途中から一部だけ参加しようと思います。

すっかり検索エンジン頼みの思考回路になってしまっているので、もっと新しい広告をちゃんと試さないと駄目だなと反省しました。
そもそもGoogleアドワーズなどとは用途が違うので、今後は自社で広告出すときにはどちらが良いかを判断して使い分けて、できれば両方を試すようにしたいです。同じ商品を売るにしても、ターゲットとなる層やユーザーの関心の度合いによって適切な情報の届け方は変わってくるので。

その他会場の様子

フェイスブックやインスタグラムのロゴを模したケーキが配られていたり、駄菓子やコーヒー、水、ソフトドリンクなどが配布されたいたりしました。

お菓子

インスタグラムのケーキ