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タイやインドネシアでの集客におけるFacebookの重要性

最近はタイ人やインドネシア人を集客するための仕事をしていることが多いのですが、Facebookの重要性が日本よりも遥かに高いように感じます。

日本よりも普及率が高いこともあって、企業のFacebook活用が日本よりも進んでいます。
たとえば日本では、電車の中の中吊りや、駅の看板などでFacebookのアイコンのページのIDが記載されている例はそれほど多く見かけませんが、タイではかなりの割合でFacebookページのURLもしくはIDが記載されています。
タイでは飲食店の店内でもFacebookページにいいねを押すように促すチラシやPOPが置いてあることが多いです。日本だとたまにしか見かけません。

ウェブサイトを作らないで、Facebookページだけで集客しようとする事例も見かけます。スマホ特化のウェブサイトを別途作ったほうが良いとは思いますが、予算が限られているときに、ウェブサイトを捨ててFacebookだけに投資するというのはありだと思います。

バンコクのBTS(電車)の中ではLINEかFacebookかゲームをスマホで使っている人をよく見かけます。一方で、本を読んでいたり、音楽を聞いていたりする人は日本よりも少ない印象があります。

また、Facebook広告の費用対効果も日本とくらべて高いです。比較的競争が激しいジャンルでも1桁円でクリックを集められますので、物価の差を考えても1件獲得あたりの単価が日本よりも安く済みます。
あくまでも例ですが、1件の成約で得られる利益が日本の5分の1くらいだとすると、獲得するためのコストは10分の1といったジャンルがあるということです。

これはFacebook広告にかぎらず、Googleアドワーズにもいえるのですが、競争がほとんどないジャンルがまだまだ残っており、ライバル企業が参入してくるまではとても安く新規顧客を獲得できる状態になっています。

まさに先にやったもの勝ちです。

業界によってペースは違うと思いますが、あと2,3年くらいで日本と同様にCPCやCPAが高騰してくると考えています。

現時点ではタイやインドネシアのマーケティングではFacebookがなくてはならないほど重要なのですが、依存することに対する不安もあります。というのも、Facebookの仕様変更で、急激に集客が難しくなるかもしれないからです。

ユーザーのニュースフィードにFacebookページの更新がすべて表示されるわけではなく、Facebookが用意したアルゴリズムである程度ユーザーが興味を持ちそうなものだけを絞り込んで表示されています。

そのため、このアルゴリズムが変更されるタイミングでアクセスが大きく減少してしまうというリスクがあります。

1つのプラットフォームに依存することで、そのプラットフォームからのアクセスがなくなると事業が立ちいかなくなってしまうという状態は健全ではないので、避けたほうがいいでしょう。

Facebookを活用しつつも、他のプラットフォームも平行して活用していき、流入元となるサイトや見込み顧客リストを別で蓄積していくような仕組みが必要です。

LINE、メルマガなどはぱっと思い浮かぶところですが、他にも掲示板や口コミサイトでの評判の書き込みなどが流入経路としてはあります。タイではPantip、インドネシアではKaskusという掲示板が有名です。

Facebookのシンガポールオフィスを見学してきました

たまたま大学の研究室が同じだった方がFacebookのシンガポールオフィスに勤務しているという縁で、見学させてもらってきました。

現在400名ほど勤務されているそうで、かなり広々としたオフィスでした。

成功したスタートアップならではの、贅沢なスペースの使い方で、アメリカの大規模オフィスよりもはるかに家賃が高そうなシンガポールでも同じ感覚で設計していてさすがだなと思いました。

view

スナック

Facebook

休憩スペース

スペース

entrance2

entrance

bike

game

hr

アジアのヘッドクウォーターということで、アジア各地から集結してきていて、多様な国籍の方が働いていました。
タイ、インドネシアなど近隣の国からその国へのマーケティングをするために集まってきています。

最近食堂ができたそうです。まだ日本のメディアはどこも入っていないとのことでした。
他にもドリンクやスナックを配布していたり、PC周辺のパーツなどをもらえる自動販売機などがありました。

キッチン

ダイニング

世界中のユーザー数がリアルタイムで表示されているパネルです。似たようなことをやろうと思いました。
ユーザー数パネル

写真を撮影するのを忘れてきましたが、会議室にあるタブレットから操作することで、世界中の他オフィスの会議室につなげる仕組みになってました。

ベストプラクティスの共有のためにシンガポールに集まっているという発想がいいなと思いました。
とりあえず最上位層を採用する前提なので、別にどこの国に設置しても給料は変わらないという考えなのではないかと推測しました。実際アメリカやイギリスなどの海外に留学して、FacebookやGoogleに入ることを目指すようなトップに近い人たちは母国に戻らないことも多そうなので正しいですね。

シンガポールやアメリカで世界中の優秀な人を集めてグローバルに勝負するというのをいつかはやることになりそうですが、自分がそうした選択肢を選ぶときには、状況が大きく変わって別の場所になっているかもしれません。

Facebook広告を学ぶためにFacebook Marketing Boot Campに参加しました

11月9日にFacebookが広告について説明するFacebook Marketing Boot Campというイベントをはじめて六本木で開催するということで参加してきました。

Facebook広告のメリットや使い方を説明するパネルディスカッションやセミナーでした。

会場は六本木ミッドタウンのホールで、想像していたよりも規模の大きなイベントでした。だいたい200名くらいいたかもしれません。

入り口

会場

入場したときに全員にFacebook広告の50ドル分のクーポンが配布されていました。

クーポン

セッションの内容

最初の地域活性をテーマにしたパネルディスカッションは政治家、大学教授といった権威づけを意図しているのであろうメンバーでした。

Facebookのイベントなのでラフな感じで私服の登壇者ばかりかとイメージしてましたが、パネルの参加者はほぼスーツでギャップがありました。

内容は各人の紹介をバラバラにしているだけで、参考にならなかったので、正直途中で帰ろうかと思いました。PCとWifi持参してたので仕事できる状態だったので残りましたが、そうじゃなかったら帰ってました。

結局すべてのセッションを聞きました。以下特に時系列順になってませんが、簡単なまとめです。

Facebookの現状

現在のユーザー数や国ごとの利用率などのデータを説明していました。
日本国内だと、月単位でのアクティブユーザーMAU2,500万人、日単位のアクティブユーザーDAU1600万人で、ほとんどがモバイル経由での利用だそうです。

Facebookデータ

アジア各国でも強い存在感を示しています。

東南アジアでの利用率

香港と台湾のFacebook浸透率

スタートアップのFacebook広告のつかいかた

パネル形式でFacebook広告を使いこなしている4社がそれぞれの使い方を説明していました。

ホテルや旅館の予約サイトのrelux

誰でも簡単にネットショップを作れるサービスのBase

ファッション向けのC2CマーケットプレイスのFril

通販サイトの北の快適工房

20万人の会員のうち10万人をFacebook経由で獲得している会社などもあって、自分ももっと使い倒さないと駄目だなと思いました。

この実践している人たちのセッションが最も参考になりました。

近隣エリア広告

近隣エリア広告というプロダクトが発表されました。
順次使えるようになるとのことです。

チラシや交通広告に近いイメージでお店の近くの人に来店を促すといった使い方ができます。

近隣エリア広告

今すぐ電話、道順を表示、メッセージ送信の3つのボタンを設定できるとのことです。
3種類のボタン

他にもカスタムオーディエンスや類似オーディエンスなどの機能の説明をしてくれていました。よく聞いておらず他のことをしてました。

Instagram広告のクリエイティブの作成方法

Instagram広告は取り組んだことがないので、事前にとても興味を持っていたセッションでした。

同じコンセプトや切り口を一貫して伝え続けることが大切で、1年くらい続けて伝えるくらいが良いという説明をしていました。
ただ、そもそもまだInstagramの広告がはじまってまだそんなに時間が立ってないし、いくらなんでも時間軸長く見過ぎだと思えてしまってあまり腹落ちしなかったです。

Cinemagraph Pro, Layoutといったクリエイティブ制作での便利なツールも紹介されていました。

広告クリエイティブのヒント

広告作成の留意事項

Instagram広告注意点

ウェブ広告のクリエイティブの話なのに数字や率の実績の話がまったく出てこなくて驚きました。
過去のクリエイティブごとの数字を事例として出してくれていたらもっと多くの人がInstagram広告を試してみようとなってた気がします。

イベントの感想

勉強になりましたが、ちょっと長かったです。次回おじゃまするときには途中から一部だけ参加しようと思います。

すっかり検索エンジン頼みの思考回路になってしまっているので、もっと新しい広告をちゃんと試さないと駄目だなと反省しました。
そもそもGoogleアドワーズなどとは用途が違うので、今後は自社で広告出すときにはどちらが良いかを判断して使い分けて、できれば両方を試すようにしたいです。同じ商品を売るにしても、ターゲットとなる層やユーザーの関心の度合いによって適切な情報の届け方は変わってくるので。

その他会場の様子

フェイスブックやインスタグラムのロゴを模したケーキが配られていたり、駄菓子やコーヒー、水、ソフトドリンクなどが配布されたいたりしました。

お菓子

インスタグラムのケーキ